「新しい芝居」の感想
新しい芝居
あたらしいしばい
初出:「文学座 第二十三号」1943(昭和18)年2月1日

岸田国士

分量:約1
書き出し:文学座はいはゆる「新劇」に非る新しい劇の樹立を標榜して立つた。五年間の歩みは、その方向を誤らなかつたかどうか、私は、今それを判定する地位にゐないけれども、恐らく、これだけのことは云へさうだ。——若し現在の文学座に慊らないものがあるとすれば、それは、時代が少し急速に進展しすぎたためだといふことである。文学座は正しく歩かなければならぬ道を一歩一歩あるき、しかも、それは十年を要する道だったのである。駈足...
更新日: 2015/07/28
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