「法衣」の感想
法衣
ころも
田中貢太郎
分量:約2分
書き出し:
千住か熊谷かのことであるが、其処に某《ある》尼寺があって、その住職の尼僧と親しい壮《わか》い男が何時も寺へ遊びに来ていたが、それがふっつりと来なくなった。尼僧はそれを心配して、何人《だれ》かその辺の者が来たならその容子を聞いてみようと思っていると、ある日その男がひょっこりやって来た。「どうしたかと思って、心配してたのですよ」「少し病気でしてね」「もう好いのですか」「ああ、もう癒りました」壮い男はそ...
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更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想
死にかけた男は女物を着せられるのが嫌で尼さんに法衣を借りに来た話。 死にかけてるのに気にするところはそこなのか?
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