「笑について」の感想
笑について
わらいについて
初出:「人生読本3」春陽堂書店、1954(昭和29)年6月25日

岸田国士

分量:約16
書き出し:一笑うことのできるのは人間だけであります。勿論、「花笑い、鳥歌う」という言葉もありますけれども、これは形容であります。ときどき、例えば、馬が笑うというようなことを言うこともありますけれども、これは人間が笑うときとよく似た表情をするからそう言うだけのことで、人を笑わせ、又は人に笑われるのは人間に限られているということをまず申上げておきたい。そうでない場合は、人間が手を加えたもの、又は人間の真似をする...
更新日: 2020/11/07
19双之川喜41さんの感想

 可笑しいから笑うのではなく 笑うから可笑しいのである。 一面の真理を 突いていると思う。 インドに 笑いヨガなるものがあり 集まって無理矢理に 作り笑いを競う。