「桜花を詠める句」の感想
桜花を詠める句
おうかをよめるく

古今女流俳句の比較

ここんじょりゅうはいくのひかく初出:「花衣 二号」1932(昭和7)年4月

杉田久女

分量:約17
書き出し:近代女流俳句は、大正七年以降全国的に長足の進歩をとげているのであるが、しかも尚お、閨秀の和歌に較べて、はるかに下位に取扱われ、閨秀歌人が自由に自家の歌集を世にとい、一般民衆と接触があるに反し、女流俳句は殆ど近代文芸のらち外に置かれているかの感がある。たまたま俳句集が出版されても、俳句を作る俳人の間によまれるのみで、一般民衆とは全然没交渉であり、如何なる女流俳句があるかさえ殆ど知る人のないのは遺憾に...
更新日: 2020/11/07
19双之川喜41さんの感想

 「是でこそ命おしけれ山桜」智月 私は、良い句だなと 思ってしまったけど 久女は ばあさんの繰言で詩感がないと にべもない。 女流俳句について 一家言ある方なので 引き下がるしかないと感じた。