「大菩薩峠」の感想
大菩薩峠
だいぼさつとうげ

17 黒業白業の巻

17 こくごうびゃくごうのまき

中里介山

分量:約243
書き出し:一八幡村《やわたむら》の小泉の家に隠れていた机竜之助は、ひとりで仰向けに寝ころんで雨の音を聞いていました。雨の音を聞きながらお銀様の帰るのを待っていました。お銀様は昨日、そっと忍んで勝沼の親戚まで行くと言って出て行きました。今宵はいやでも帰らねばならぬはずなのに、まだ帰って来ないのであります。お銀様は、竜之助を連れて江戸へ逃げることのために苦心していました。勝沼へ行くと言ったのも、おそらくは親戚の...
更新日: 2019/10/19
まのじさんの感想

冗長のきらいはあるが、ぐいぐいと読む人を引っぱるカがすごい。