新美南吉
菊次も 坊様も 折角の 喜捨された米粒を 共に足蹴にしたのだから 酒の上とは言え どんな目にあうか 誰でもわかる。 菊次は 悩み反省し 詫びをいれ 正面から受けてたつ。 菖蒲▫アヤメ▫カキツバタの区別がつかないと 訊くと 馬鹿だからだと坊様に 言われてしまう。 会話も 面白いと感じた。