「大菩薩峠」の感想
大菩薩峠
だいぼさつとうげ

41 椰子林の巻

41 やしばやしのまき

中里介山

分量:約469
書き出し:一今日の小春日和、山科の光仙林から、逆《ぎゃく》三位一体《さんみいったい》が宇治|醍醐《だいご》の方に向って、わたましがありました。逆三位一体とは何ぞ。信仰と、正義と、懐疑とが、袖をつらねて行くことであります。本来は、まず懐疑があって、次に正義が見出され、最後に信仰に到達するというのが順序でありますけれども、ここではそれが逆になって、懐疑が本体になって、正義と信仰とが脇侍《わきじ》であり、もしくは...
更新日: 2021/01/06
19双之川喜41さんの感想

 本稿は 未完で終刊である。 旅にでも出ないと ネタギレとなる。 で あちこちに ながい草鞋を履かせる。 新撰組辺りまでは 時代がわかる。 終わり頃には 判らなくなる。 根気とは 何か体感したと思った。