「ざんげ」の感想
ざんげ
ざんげ
初出:「赤い鳥」1924(大正13)年11月

鈴木三重吉

分量:約25
書き出し:一ロシアのウラディミイルといふ町に、イワン・アシオノフといふ商人がゐました。住居《すまひ》と、店を二つももつてゐるほどのはたらき人で、謡《うた》をうたふことの大好きな、おどけ上手の、正直ものでした。そのイワンが或《ある》夏、ニズニイといふ町の市へ品物をさばきに出かけました。イワンが馬車をやとつて荷物をつみ入れさせ、子どもたちや、おかみさんに、いつてくるよとあいさつをしますと、おかみさんは心配さうな...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 冤罪で 長い間 身柄を 押さえられていた男のところに 真犯人が 送られてくる。 報復されないので 真犯人は 名乗り出て 正義が 実現されたかにみえる。 重厚な 作品である。