「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」の感想
勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)
ゆうしウォルター(じつわ)
初出:「赤い鳥」1927(昭和2)年11月~1928(昭和3)年1月

鈴木三重吉

分量:約35
書き出し:一これは、こしらへた冒険談ではなく、全くほんたうの事実話ですから、そのつもりでお聞き下さい。今からちやうど二十年まへのことでした。或ときイギリスのシェフィールドといふ町の警察へ、一人の泥棒未遂の犯人があげられました。年のころ三十がッかうの、黒い大きな眼をした、背のごく低い男で、夜中に、或家の屋根裏の部屋へはいりこんだところをつかまつたのですが、唖《おし》を装つてゐるのか、ほんとに唖なのか、どんなに...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 聖林で映像化すれば 世界的にヒットすることは 間違いないと思われる。 高所の窓に わけもなくかけ上る病的な性癖を克服するべく そんなものない砂漠に生きる男の 牧師に宛てた手紙からなる。