クリスマスの木を 森に 伐りに行く場面は 特に 美しい。 嗅ぎ煙草から 逃げ回る 犬逹が 滑稽である。 手紙に 夢を託した子守りは 書いているとき 少しだけでも 幸せだったら ささやかな聖夜かなと感じた。
回想時だけでも幸せを感じる事で生きて行けるのかも。 何度も手紙を出すことで夢を見続けられる。
切ない。
手紙がしっかり届いてさえいれば優しい旦那様が迎えに来てくれただろうに。酷い仕打ちを受けながら自分の運命を呪って大人になる頃、これは敢えて神が与えてくれた試練だったのだと気付き、素晴らしい人間へと成長していく若者の話…で、あって欲しい。
まだ子供なのに酷い働かせ方をしているという印象が強い。ユウコフにとっては手紙が唯一の希望なんだろうね。
これで終わるのか。というのが第一に思ったこと。ユウコフは昔の美しい記憶を支えに、この試練を乗り越えて欲しい。
良かった
身内もなく奉公する子供が書いた手紙。切なくなる。届くことはなかったけれど、何か変わるといいな。
ラストの解釈次第だけど、せつない話。