「かぶと虫」の感想
かぶと虫
かぶとむし

新美南吉

分量:約9
書き出し:一お花畑から、大きな虫が一ぴき、ぶうんと空にのぼりはじめました。からだが重いのか、ゆっくりのぼりはじめました。地面から一メートルぐらいのぼると、横に飛びはじめました。やはり、からだが重いので、ゆっくりいきます。うまやの角《かど》の方へ、のろのろといきます。見ていた小さい太郎は、縁側《えんがわ》からとびおりました。そして、はだしのまま、ふるいを持って追っかけていきました。うまやの角をすぎて、お花畑か...
更新日: 2020/11/16
19双之川喜41さんの感想

 かぶと虫を採ったら だれだって だれかに 話したくなる。 小さい太郎は ばあちゃん 腹下しの金平 もらわれた恭一 大工見習い安雄さん達から 相手にはしてもらえない。 虫の逃げたのも知らず 太郎は 寂しさを 噛み締める。詩情あふれると感じた。