新美南吉
かぶと虫を採ったら だれだって だれかに 話したくなる。 小さい太郎は ばあちゃん 腹下しの金平 もらわれた恭一 大工見習い安雄さん達から 相手にはしてもらえない。 虫の逃げたのも知らず 太郎は 寂しさを 噛み締める。詩情あふれると感じた。