双之川喜1941 この 紀行文は 面白い にも ほどが ある。どこかの おばさんが 著者を ペースメーカー代わりに 勝手に 決め込んだ らしく 追い払ったり したわけでは ないけど えんえんと 一定の 距離を 保ちながら ついて来る。試しに わき道に それて 見たら しばらくすると いつのまにか 後ろに 付いてきた。話しかけてくる わけでも なく なにやら 追っても 追っても ついて来る ワンコの ようでもあり 吹き出した。また 旅の 弁当の 仕度を 所望したら 何も 無いから 生卵でも 良いかと 聞かれたので やむなく 受け入れ 潰れないように 新聞紙で 包んで 腰に ぶら下げて 旅を 続けたという。醤油は どう したのか 書いてないので わからない。風景を 描き 巧で ある。