「裸虫抄」の感想
裸虫抄
らちゅうしょう
初出:「新潮 第三十二巻第三号」新潮社、1935(昭和10)年3月1日

牧野信一

分量:約28
書き出し:横須賀にゐる妹(彼の妻の)のところで、当分彼の息子をあづかりたいと云つて寄越したのである。子供のない慎ましい夫婦暮しで、文学の本ばかり読んでゐる妹であつた。彼の息子は、彼が転地療養をすることになつたが、学校の都合で東京の親戚にのこつてゐた。「トモ子のところなら安心だわ。トモ子はだらしがないけれど、ひとのことには親切だし、それに朝雄さんが責任の強い人だし。」と彼の妻は落着いてゐた。彼は半年ばかりの間...
更新日: 2020/11/16
19双之川喜41さんの感想

 引っ越し前の  断捨離の 様子が  延々と続く。 意図的に こう言った 分かりにくい表現が続くので  何が どうなっているのか  分かりにくいけど  純文学の 分かり難さと 言うのでもないと   思ってしまった。