「毒もみのすきな署長さん」の感想
毒もみのすきな署長さん
どくもみのすきなしょちょうさん

宮沢賢治

分量:約9
書き出し:四つのつめたい谷川が、カラコン山の氷河から出て、ごうごう白い泡《あわ》をはいて、プハラの国にはいるのでした。四つの川はプハラの町で集って一つの大きなしずかな川になりました。その川はふだんは水もすきとおり、淵《ふち》には雲や樹《き》の影《かげ》もうつるのでしたが、一ぺん洪水《こうずい》になると、幅《はば》十町もある楊《やなぎ》の生えた広い河原《かわら》が、恐《おそ》ろしく咆《ほ》える水で、いっぱいに...
更新日: 2023/05/12
614f5cbf2ddaさんの感想

署長さんが、自分が毒もみをしたと呆気なく何ともない会話の続きのように白状したところが印象的だった。町長さんの反応もあっさりしていて、やはりあなたでしたかと納得していたのも面白かった。地獄でも毒もみするほど好きなのね笑と思った。

更新日: 2021/03/18
36cd9b492776さんの感想

不思議な題名が、結末あぁと納得がいく。 署長さんによくも悪くも人間味を感じる。

更新日: 2020/11/07
19双之川喜41さんの感想

 署長は 獺に似ていることが 前ぶりです。 人は いろんなことが やめられなくて 身を誤ったりします。 潔く罪を認めたのは 感心ですけど 地獄に墜ちても またやると 昂然と いい放つのには 呆れます。 賢治には このての読み物を たくさん書いてもらいたかったと思いました。

更新日: 2020/01/07
481b86fffdeaさんの感想

わからん

更新日: 2020/01/06
26b58f60c80cさんの感想

怖っ

更新日: 2019/07/31
f06c58e8443fさんの感想

平たく言うと、「分かっちゃいるけどやめられねえ」という人生をぶれずに生ききった署長さんのお話。 人間の薄汚さを匂わせながら、すっかり開き直って生きている署長さんには、いっそ清々しさを覚える。

更新日: 2019/05/10
2cae5c65490cさんの感想

宮沢賢治の優しい文体が好きだ。かと思って油断していると奇妙な恐ろしさが突然スっと背中を撫でていく。この緩急が堪らない。

更新日: 2019/05/05
f060b9425db0さんの感想

なんか怖い話だね

更新日: 2018/01/31
青鷺20180108.aさんの感想

「水の中で死ぬことは、この国の語ではエップカップと云いました。これはずいぶんいい語です。」

更新日: 2018/01/03
めいぷるZさんの感想

署長かいな!!ってタイトルがウケるwww 地獄でもこっぴどく叱られながら毒もみをしているかも!

更新日: 2017/11/09
51d8ae2bd30bさんの感想

すみませんでした、外国人の私は全然わからなくて、それに、たくさんの字が知りませんし、少々手間がかかりますから、やめます

更新日: 2017/09/29
dedee3a0462bさんの感想

みんながすっかり感服するのですから、死んでもいいくらい好きなことならやっちゃった方が良いってこと?

更新日: 2017/07/29
サキトさんの感想

楽しくて楽しくて、本人が本当に楽しんでいることは、死んでも治らない。きっと署長さんは地獄でも叱られながら、楽しく毒もみをしているでしょうね。

更新日: 2017/07/20
202b843fc51cさんの感想

署長さんだったとは以外

更新日: 2017/04/26
乱読子さんの感想

不思議なおち 人間の心の矛盾をなぞっているのか 偉いとある社会人のとんちんかんをご覧とあらわしてくれたか

更新日: 2017/04/05
05fae54d08bfさんの感想

どこまでも人間は人間なんだな

更新日: 2017/03/18
a6a82af505b6さんの感想

署長とリチキは共犯であります。分け前をもらえないリチキが、子どもを使って署長に復讐したのです。署長はすっかりそのことを知っていました。けれど、誰にも話さず、処刑されます。署長は儲けたお金で土工をして、橋を架けようと思っていました。これも誰にも話さずじまいでした。

更新日: 2017/02/18
あきらちゃんさんの感想

署長さんの最後の台詞が非常に不気味に感じられた。この小品で描かれているのは、個人の快楽を追究した署長さんの姿であり、賢治の作品の主題でよくつかわれた、本当の幸いとは真逆にあるようだ。

更新日: 2017/02/17
ayameさんの感想

シュールでした。

更新日: 2016/11/30
eb4b871105e0さんの感想

すごく比喩っぽい話なんだが署長さんが何を意味してるのかが分からない