署長さんが、自分が毒もみをしたと呆気なく何ともない会話の続きのように白状したところが印象的だった。町長さんの反応もあっさりしていて、やはりあなたでしたかと納得していたのも面白かった。地獄でも毒もみするほど好きなのね笑と思った。
不思議な題名が、結末あぁと納得がいく。 署長さんによくも悪くも人間味を感じる。
署長は 獺に似ていることが 前ぶりです。 人は いろんなことが やめられなくて 身を誤ったりします。 潔く罪を認めたのは 感心ですけど 地獄に墜ちても またやると 昂然と いい放つのには 呆れます。 賢治には このての読み物を たくさん書いてもらいたかったと思いました。
わからん
怖っ
平たく言うと、「分かっちゃいるけどやめられねえ」という人生をぶれずに生ききった署長さんのお話。 人間の薄汚さを匂わせながら、すっかり開き直って生きている署長さんには、いっそ清々しさを覚える。
宮沢賢治の優しい文体が好きだ。かと思って油断していると奇妙な恐ろしさが突然スっと背中を撫でていく。この緩急が堪らない。
なんか怖い話だね
「水の中で死ぬことは、この国の語ではエップカップと云いました。これはずいぶんいい語です。」
署長かいな!!ってタイトルがウケるwww 地獄でもこっぴどく叱られながら毒もみをしているかも!
すみませんでした、外国人の私は全然わからなくて、それに、たくさんの字が知りませんし、少々手間がかかりますから、やめます
みんながすっかり感服するのですから、死んでもいいくらい好きなことならやっちゃった方が良いってこと?
楽しくて楽しくて、本人が本当に楽しんでいることは、死んでも治らない。きっと署長さんは地獄でも叱られながら、楽しく毒もみをしているでしょうね。
署長さんだったとは以外
不思議なおち 人間の心の矛盾をなぞっているのか 偉いとある社会人のとんちんかんをご覧とあらわしてくれたか
どこまでも人間は人間なんだな
署長とリチキは共犯であります。分け前をもらえないリチキが、子どもを使って署長に復讐したのです。署長はすっかりそのことを知っていました。けれど、誰にも話さず、処刑されます。署長は儲けたお金で土工をして、橋を架けようと思っていました。これも誰にも話さずじまいでした。
署長さんの最後の台詞が非常に不気味に感じられた。この小品で描かれているのは、個人の快楽を追究した署長さんの姿であり、賢治の作品の主題でよくつかわれた、本当の幸いとは真逆にあるようだ。
シュールでした。
すごく比喩っぽい話なんだが署長さんが何を意味してるのかが分からない