牧野信一
東京の私線の 井の頭公園駅の 傍らの池のほとりで 日夜逆転している睡眠障害を持つ友人が 逆転を克服すべく とめどなく 喋り続けるのに付き合った話は面白い。 また 祖母から 柿は 満月に合わせて 甘くなったり 渋くなったりしていると 吹き込まれたの を 真に受けて 柿の木に登り いちいち歯を立ててみたと言う話しには 笑った。