「外米と農民」の感想
外米と農民
がいまいとのうみん

黒島伝治

分量:約9
書き出し:隣家のS女は、彼女の生れた昨年の旱魃にも深い貯水池のおかげで例年のように収穫があった村へ、お米の買出しに出かけた。行きしなに、誰れでも外米は食いたくないんだから今度買ってきたら分けあって食べましょうと云って乗合バスに乗った。近所の者は分けて呉れることゝ心待ちに待っていたが、四五日しても挨拶がない。買って来たのは玄米らしく、精米所へ搗《つ》きに出しているのが目につく。ある一人の女が婉曲に、自分もその...
更新日: 2025/05/30
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  その頃の 外米を 美味く 食する 秘技。  食事毎に 飯を 炊く。冷えると まずいから。  前夜から 洗って おき  水加減 多く 吹きこぼさない。  小豆飯。  食塩。  寒天。  片栗粉。  内米 外米5分5分。  平麦 ふんどし麦。  黄な粉を まぶしてくう。この際 ダイエットを 試みる。欲しがり ません 勝つまでは。まだ 栄養失調で 餓死したものは 報告されていませんぞ。脳淋省。