「虎杖採り」の感想
虎杖採り
いたどりとり

田中貢太郎

分量:約4
書き出し:閨秀《けいしゅう》画家の伊藤美代乃女史は、秋田の出身であるが、その女史が小さい時、それは晩春《はるさき》の事であった。某日《あるひ》隣の友達と裏の田圃《たんぼ》へ出て、虎杖《いたどり》を採って遊んでいると、どこからともなく六十位の優しそうな老人が来て、「わしにもおくれ」と云うので、採っていた虎杖を二つ三つやると、老人は皮も除らないでべろりと喫《く》ってしまって、また手を出して、「もうすこし、おくれ...
更新日: 2021/05/20
9741e0063ebbさんの感想

キツネもタヌキもただの動物だが、怪異があると、そのせいにしやすいのだろう。 なぜなのかな?