「お化の面」の感想
お化の面
おばけのめん

田中貢太郎

分量:約3
書き出し:怪談浪曲師|浪華綱右衛門《なにわつなえもん》の家に、怪奇なお化《ばけ》の面があった。縦が二尺横が一尺で、左の眼は乳房が垂れさがったように垂れて、右の眼は初月《みかづき》のような半眼《はんがん》、それに蓬蓬《ぼうぼう》の髪の毛、口は五臓六腑が破れ出た血に擬《まが》わして赤い絵具を塗り、その上処どころ濃鼠《こいねず》の布で膏薬張《こうやくばり》をしてあった。それは初代林家正蔵が秘蔵していた物であった。...
更新日: 2022/11/14
1fc2179399d7さんの感想

たまたま不幸が重なっただけなのか。 その仮面を見てみたいようなみたくないような。 奉納されたお寺の事を検索してみたが、仮面の事は出てこなかったので、今は別のところにあるのかな。

更新日: 2021/05/20
9741e0063ebbさんの感想

ただの面だと思うが。造りが恐ろしいため人心をかき乱し、事件が起きるのかも知れない。