「かの女の朝」の感想
かの女の朝
かのじょのあさ

岡本かの子

分量:約40
書き出し:K雑誌先月号に載ったあなたの小説を見ました。ママの処女作というのですね、これが。ママの意図《いと》としては、フランス人の性情《せいじょう》が、利に鋭いと同時に洗練された情感と怜悧《れいり》さで、敵国の女探偵を可愛《かわ》ゆく優美に待遇する微妙な境地を表現したつもりでしょう。フランス及《およ》びフランス人をよく知る僕《ぼく》には——もちろんフランス人にも日本人として僕が同感し兼《か》ねる性情も多分《...
更新日: 2021/03/06
19双之川喜41さんの感想

 パリから来た  息子である  岡本太郎の手紙を  夫妻で朝の散歩をしながら 紐解く。 異郷に学ぶ  太郎に対する  二人の愛情が しみじみと伝わってくると感じた。