「女の出る蚊帳」の感想
女の出る蚊帳
おんなのでるかや
田中貢太郎
分量:約1分
書き出し:
明治二年七月八日発行の明治新聞と云うのに、浜田藩の淀藤十郎と云うのが、古著屋《ふるぎや》からであろう、蚊帳《かや》を買って来て、それを釣って寝たところで、その夜の半夜《よなか》頃、枕頭へ女の姿があらわれた。それは白地に覇王樹《しゃぼてん》のような型を置いた浴衣《ゆかた》を著て、手に団扇《うちわ》を持っていた。淀は気のせいだろうと思ってそのままにしていたところで、その翌晩もまたその翌晩もやはり女の姿...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2021/04/27
b53e79cfe52cさんの感想
みんな蚊帳を返しに来るのだから色っぽい女性ではなくお岩っぽい女性か。作者の意図が解らない。
更新日: 2021/04/26
9741e0063ebbさんの感想
本当なら不思議だ。 買って持ち帰り、見てみたいものだ。 そして訳を聞いてあげようと思う。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com