直木三十五
読み応えがありました。ノンフィクションであるならば、呪詛の事実もあったのでしょうか。7人の児と共に斉彬が呪い殺されていたとは、驚きでしたし、現代にも受継がれているとしたら、恐ろしいと思いました。海外に目を向けた斉彬が伝統の呪詛から逃れられなかったのも皮肉なものだと思いました。