大町桂月
双之川喜1941 筑波 登山の 途中 路傍の 草中に 蛙の 悲鳴が 聞こえた。助けようとして 石で 蛇を 打ち のめしたら 蛇は 逃げ去った。子供達と ともに 蛇退治に 熱中しつつ 暗やみの なかを 暗中模索 さぞかし 薄気味悪い 行進で あったろう。