「無趣味」の感想
無趣味
むしゅみ
初出:「新潮 第三十七年第三号」1940(昭和15)年3月1日

太宰治

分量:約1
書き出し:この、三鷹《みたか》の奥に移り住んだのは、昨年の九月一日である。その前は、甲府の町はずれに家を借りて住んでいたのである。その家のひとつきの家賃は、六円五十銭であった。又その前は、甲州|御坂峠《みさかとうげ》の頂上の、茶店の二階を借りて住んでいたのである。更にその前は、荻窪《おぎくぼ》の最下等の下宿屋の一室を借りて住んでいたのである。更にその前は、千葉県、船橋の町はずれに、二十四円の家を借りて住んで...
更新日: 2020/04/04
8ca17a493fb8さんの感想

なるほど川端康成をあれほどに言ったのが分かる。

更新日: 2019/10/03
acad5faf2a41さんの感想

どこに住んだかの記録でもある

更新日: 2015/09/12
5d669367f4f7さんの感想

衣食住に関心がある人の方がいいとか悪いとかではない 個人の自由である が、この作品を読んでハッと思い出す程度にしか私はその考えを覚えられていないことを思い知らされた