「私の著作集」の感想
私の著作集
わたしのちょさくしゅう
初出:「日本学芸新聞 第百十二号」1941(昭和16)年7月10日

太宰治

分量:約1
書き出し:最初の創作集は「晩年」でした。昭和十一年に、砂子屋書房から出ました。初版は、五百部ぐらいだったでしょうか。はっきり覚えていません。その次が「虚構の彷徨」で新潮社。それから、版画荘文庫の「二十世紀旗手」これは絶版になったようです。しばらく休んで、一昨年あたりから多くなりました。紙の質も、悪くなりました。一昨年は、竹村書房から「愛と美について」砂子屋書房から「女生徒」女生徒は、ことしの五月に再版になり...
更新日: 2025/03/24
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941 太宰の 最初の 刊行物は 砂子屋書房からの 「晩年」 昭和十一年 1936年 初版 五百部。 「虚構の彷徨」新潮社。 「二十世紀旗手」 版画荘文庫。 「愛と美について」 竹村書房。 「女生徒」 砂子屋書房。 「皮膚と心」竹村書房。 「思い出」京都の人文書院。 「女の決闘」河出書房。 「東京八景」河出書房。 「新ハムレット」筑摩書房。 「晩年」高梨書店。 「千代女」筑摩書房。 「信天翁」高梨書店。 ことし 33才 女の子 一人。