「雪渡り」の感想
雪渡り
ゆきわたり
初出:「愛国婦人」1921(大正10)年12月号、1922(大正11)年1月号

宮沢賢治

分量:約18
書き出し:雪渡りその一(小狐《こぎつね》の紺三郎《こんざぶろう》)雪がすっかり凍《こお》って大理石よりも堅《かた》くなり、空も冷たい滑《なめ》らかな青い石の板で出来ているらしいのです。「堅雪《かたゆき》かんこ、しみ雪しんこ。」お日様がまっ白に燃えて百合《ゆり》の匂《におい》を撒《ま》きちらし又《また》雪をぎらぎら照らしました。木なんかみんなザラメを掛《か》けたように霜《しも》でぴかぴかしています。「堅雪かん...
更新日: 2019/11/04
19双之川喜41さんの感想

 雪沓(ゆきぐつ)はいて、キックキック。 このオノマトペが 実に良い。 幻燈会で 信頼を 勝ち得た人の子と狐の交情が 胸を打つと感じた。

更新日: 2016/06/25
1dbde5ace62dさんの感想

みんな素直。冒頭の雪景色の描写や雪上を歩く音が気持ちいい。