「夜釣」の感想
夜釣
よづり
初出:「新小説」春陽堂、1911(明治44)年

泉鏡花

分量:約13
書き出し:これは、大工《だいく》、大勝《だいかつ》のおかみさんから聞《き》いた話《はなし》である。牛込築土前《うしごめつくどまへ》の、此《こ》の大勝棟梁《だいかつとうりやう》のうちへ出入《でい》りをする、一寸《ちよつと》使《つか》へる、岩次《いはじ》と云《い》つて、女房持《にようばうもち》、小兒《こども》の二人《ふたり》あるのが居《ゐ》た。飮《の》む、買《か》ふ、摶《ぶ》つ、道樂《だうらく》は少《すこし》も...
更新日: 2025/03/01
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  女房は 鰻と 眼が 合ったと いうけど そんな わけ 無いと 疑った。すこしだけ 妖しい 話しと 感じられた。

更新日: 2024/10/28
8eb05d040692さんの感想

怪談までとはいかないけど不気味な話。夫はどうなったのか、色々と読み手に想像させる

更新日: 2015/07/24
イリュージョン亭チェリスさんの感想

つり好きの大工が夜、出かけたまま戻ってこない。 帰りを待ち、夫を探す妻が体験した、異様な出来事。 鏡花の美しい文体が描く、ちょっと不気味世界。