「盗まれた手紙の話」の感想
盗まれた手紙の話
ぬすまれたてがみのはなし
初出:「文化評論 第一巻第一号」甲鳥書林、1940(昭和15)年6月1日

坂口安吾

分量:約75
書き出し:あの人間は気違だから精神病院へぶちこめなんて、とんでもない。神様は人間をお裁きになるけれども、神様が神様をお裁きになつたり、あの神様は気違だから精神病院へぶちこめなどと仰有《おっしゃ》ることはなかつたのである。一ある朝、兜町のさる仲買店の店先へドサリと投げこまれた郵便物の山の中で、ひときは毛色の変つた一通があつた。たいへん分厚だ。けれども証券類や印刷物とは関係のない様子に見える。ペン字のくせに一字...
更新日: 2021/06/22
19双之川喜41さんの感想

 夢に生きているので 入院させられてしまうような人の話である。 狂気と正気は 取り上げられることがあるけど 加えて 詐欺師までもが 登場するので 虚か実か まともな人は誰か 迷うのが 値打ち かもしれない と感じた。

更新日: 2016/10/08
763b6ab6fd56さんの感想

つまらない。内容がない。手紙か会話ばっかり。