「落語・教祖列伝」の感想
落語・教祖列伝
らくご・きょうそれつでん

01 神伝魚心流開祖

01 しんでんぎょしんりゅうかいそ初出:「別冊文藝春秋 第一八号」1950(昭和25)年10月25日

坂口安吾

分量:約35
書き出し:カメは貧乏大工の一人息子であったが、やたらに寸法をまちがえるので、末の見込みがなかった。頭が足りなかったのである。そのくせ、大飯をくう。両親は末怖しくなって、人夫をさがしていた山の木コリにあずけた。木コリが試験してみると、鋸だけはうまくひく。器用なことはできない代りに、根気がよくて、バカ力があるので、木コリには向いている。しかし、まだ十の子供のことだから、「山へ行くと、友だちはいないぞ。人間の顔も...
更新日: 2020/12/18
19双之川喜41さんの感想

 女房の 家庭内の暴力に 耐えきれなくなった カメは 井戸に 飛び込む。 かねて 水中で 自由自在 なが(長)潜りの術を 会得していたので 川にまで 飛び込み 殿から 指南として 召し抱えられる。 哄笑ならぬ 爆笑となるので 注意は必要と感じた。

更新日: 2017/08/14
しば9号さんの感想

イマドキで云う【落語】と言うよりも、【講釈】or【講談】のような感じですネ。

更新日: 2015/06/20
80a6b5c171cbさんの感想

面白い。