「安吾の新日本地理」の感想
安吾の新日本地理
あんごのしんにほんちり

03 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻――

03 だてまさむねのしろへのりこむ――せんだいのまき――初出:「文藝春秋 第二九巻第七号」1951(昭和26)年5月1日

坂口安吾

分量:約61
書き出し:仙台は伊達政宗のひらいた城下町。その時までは原野であったそうだ。この城は天嶮だね。しかし眼下に平野を見下し、水運には恵まれないが、陸路の要地ではある。政宗が仙台を開府したのは、大坂や江戸の開府よりも後のことだ。だが、大坂や江戸にくらべて、地点の選び方が田舎豪傑式であり、近代性が低いのである。秀吉は主として信長の独創を実践した人で、彼自身の、独創というものはあまりないが、大阪の地に立って四方を見ると...
更新日: 2025/08/03
艚埜臚羇1941さんの感想

  鮎川を 褒めあげて いる 。東北は 精神的には 一つの 鎖国で あるけど ご当地 鮎川 だけには 東京の風 日本の風が 吹いていると する。捕鯨船を 中心に 会社 組織に すれば よいと 提案する。まあ 鯨が たくさん 取れた 頃の 戯言とも 感じた のである。鯨料理を 堪能 したので こう 書かないわけには いかない 気配 ではある。

更新日: 2022/01/17
19双之川喜41さんの感想

 半世紀前に 執筆された話なので 時間差を念頭に置いて 読むことになる。 歯切れのよい口語体で 一貫しているからか 思わず 耽読 してしまう 。 政宗には 石巻の日和山に 築城する計画があったというのは 本当 と思った方が 幸せな読み手と  言えるのかもしれない と感じた。

更新日: 2021/06/04
c877e1b6ae69さんの感想

さくらももこ氏が仙台に来て書いたエッセイかと思った。それだけ語り口調が軽妙で、皮肉めいていた。

更新日: 2021/01/17
d48935cd5346さんの感想

伊達政宗への評価が辛辣

更新日: 2017/11/21
5173c54655b2さんの感想

坂口安吾の口調が心地もよく、また苛々させられる語り口だったが、事の真実はよく見抜いてあると感服。 伊達政宗を史実の中で、美しく感じていた人からすると、酷評と言えるくらいの語り口は、やめてくれ、と反論するかもしれない。私も一部そう思ったが、こういう見方もあるかもしれないと受け止めた。 なんにしろ、この時代に安吾先生が日本を回った、ということはすごいことだな、と思う。是非、他の場所のも読んでみたいと思った。