安吾は 読者からの手紙で 多かったのはトイレの話しについてだと言う。 トイレの進歩には 驚嘆するであろう。 百回連載で どこからでも読める。 バカヤロ解散▫将棋など懐かしいと 思う人が 多いかもしれない。
安吾先生のお話は興味深くて、どれも面白い。 特に印象に残ったのは「桜の花ざかり」での戦争のお話。今の時期だからというわけでもないが、戦争を体験するということは、死と常に隣り合わせなのだと改めて考えさせられた。 それとは対照的に「相撲とフグ」は、ただただ凄いとしか言えない……笑うしかない。実際は笑えないが、最早笑うしかない対処法であった。 愛犬、お酒、忍、ゴルフ、将棋、力士、等々……飽きることなく読めた。 毎日楽しく読んでいたので、再び読み返していこうと思う。