もう読んでて楽しいハラハラドキドキ めちゃくちゃで良い
題名はアザラシ島だが内容はオットセイの話。オットセイはメスを巡って死闘を繰り返す。人間も他人の目のない所ではオットセイと変わらない。日露戦争で日本のものになった樺太近くの吹雪吹き荒ぶ孤島で一人の娘を巡って起こったことは…
世界に 三ヶ所しかない オットセイの集まり場で 起きた 殺人事件の 謎解きものであるけど 他に類を見ない 自然描写 思いもよらない斬新な仕掛け いつもと同じも 嬉しいが いつもと違うのも楽しいと感じた。
いったいどうしてこの様な物語のアイデアが十蘭には浮かんでくるのか?と思う作品が多い。そのなかでも印象的で記憶に残る作品だと思います。