この人の短編どれも最高オブ最高すぎてるんだよなこの人を知らないまま死ぬ世界線の自分に同情するんじゃが
主人公の光太郎は戦後日本に長期滞在しているフランス人の絵の先生が自分の教え子達の戦死者追悼をすることから触発され自分に好意を寄せていた従姉妹のおけいー軍属としてニューギニアに渡りそこで戦死ーを偲ぶことにするそこに偶然おけいの戦友が現れおけいの最後の様子を聞く…
この方の本は、二作目ですが、こちらは読みやすかったです。 最後はハッピーエンド、みたいな雰囲気もあり、良かったです。
この人の作品のなかからこのタイプの作品に時々巡りあえることがあります。これも大好きです、時代背景などもとても素晴らしい。なんだか胸がいっぱいになってしまう切ない話ですけれど。