久生十蘭
ガルシンの 「赤い花」を 思い出した。 息子が 山岳遭難で 死亡し 遺体の回収に 同行した男が 必要もないのに 岩昇りを 強行して 何かを 確かめるという 筋である。 高山植物の描写が 美しいと感じた。
手に汗握る瞬間が連続するが短編過ぎて読後気が抜ける。