「重吉漂流紀聞」の感想
重吉漂流紀聞
じゅうきちひょうりゅうきぶん
初出:「小説公園」1952(昭和27)年1月号

久生十蘭

分量:約68
書き出し:名古屋納屋町小島屋庄右衛門の身内に半田村の重吉という楫取《かじとり》がいた。尾張知多郡の百姓だったのが、好きで船乗りになり、水夫から帆係、それから水先頭と段々に仕上げ、二十歳前で楫場に立った。文化十年、重吉が二十四歳の秋、尾張藩の御廻米を運漕する千二百石積の督乗丸で江戸へ上ったが、船頭と五人の水夫が時疫にかかって陸に残り、重吉が仮船頭をうけたまわって名古屋まで船を返すことになった。和船も千二百石積...
更新日: 2022/05/21
ffe2f2c6d084さんの感想

読み応えがあり、面白かったですが、分からない漢字が結構ありました。鱶という字、読めますか?

更新日: 2021/09/13
a8db2911cb75さんの感想

ノンフィクションなのか、リアルで面白かった。

更新日: 2021/08/15
19双之川喜41さんの感想

 重吉が 途中で 上陸は有ったけど 四年ぶりに 故郷に 戻って来る迄の 話である。薄く 説明的に過ぎるので 著者の 力量を出し切ってないようにも 想われた。

更新日: 2021/08/13
吉田純造さんの感想

男のロマンここにあり 吉田純造