「藤九郎の島」の感想
藤九郎の島
とうくろうのしま
初出:「オール讀物」1952(昭和27)年9月

久生十蘭

分量:約27
書き出し:一享保四年の秋、遠州|新居《あらい》の筒山船《つつやまぶね》に船頭左太夫以下、楫取《かじとり》、水夫《かこ》十二人が乗組んで南部へ米を運んだ帰り、十一月末、運賃材木を積んで宮古港を出帆、九十九里浜の沖合まで来たところで、にわかの時化《しけ》に遭った。海面《うなづら》いちめんに水霧がたち、日暮れ方のような暗さになって、房総の山々のありかさえ見わけのつかぬうちに、雷雨とともに、十丈もあろうかという逆波...
更新日: 2022/04/11
8702fcaf2228さんの感想

いや読んだ後だからしゃーないだろうけどネタバレよしてくれーー、、、

更新日: 2021/05/23
阿波のケンさん36さんの感想

実録であろうか?真偽は分からないが強風と潮に流されとある島に流れつき20年、後から流れついた者と3年かかりで船を造り本土に帰ってきた幸運と執念の物語。1739年徳川吉宗の時代だ。