「悪の花束」の感想
悪の花束
あくのはなたば
久生十蘭
分量:約60分
書き出し:
ルネ・ゴロン 〔Rene' Gorron〕 はオウブ県ノジャン警察署の刑事を振出しに、巴里警視庁捜査局の第一課長から司法監察官になり、一九二六年に隠退するまでの二十六年の間に「ビペスコ伯爵夫人事件」「パスカルの三重殺人事件」「反射鏡事件」等々、フランスに起った大きな事件をほとんどみな手懸けている。中でも、前大戦中、二百八十三人の女性を誘惑し、十人を惨殺した「青髯のランドリュ」を、些細な手帳の記号か...
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更新日: 2021/06/07
阿波のケンさん36さんの感想
明治後期から大正にかけての仏で起こった事件3件が語られている。取り調べ調書に肉付けしたもので小説としての盛り上がりに欠ける。
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