「顎十郎捕物帳」の感想
顎十郎捕物帳
あごじゅうろうとりものちょう

01 捨公方

01 すてくぼう

久生十蘭

分量:約47
書き出し:不知森《しらずのもり》もう秋も深い十月の中旬《なかば》。年代記ものの黒羽二重《くろはぶたえ》の素袷《すあわせ》に剥げちょろ鞘の両刀を鐺《こじり》さがりに落しこみ、冷飯《ひやめし》草履で街道の土を舞いあげながら、まるで風呂屋へでも行くような暢気な恰好で通りかかった浪人体。船橋街道、八幡の不知森のほど近く。生得《しょうとく》、いっこう纒まりのつかぬ風来坊。二十八にもなるというのに、なんら、なすこともな...
更新日: 2020/05/27
f02c5e3224fbさんの感想

講談調で面白い文体でした。、

更新日: 2019/11/26
af0dc1d3d3a8さんの感想

面白いです。

更新日: 2017/02/21
ジャンボさんの感想

へちまのように長い顎をした主人公・顎十郎が活躍する捕物帳シリーズ。 その奇ッ怪な風貌とは裏腹な、頭の切れが魅力的です。 1話あたり20分程度で読み切ってしまえるので、ちょっとした空き時間に読むのに丁度良いです。 シリーズ全24話を、青空文庫で読むことができる幸せ。

更新日: 2016/03/06
ca4b4bc0a1c8さんの感想

顎十郎シリーズははじめて読んだけど、他の久生十蘭の作品に比べて読みやすく面白かった。