「顎十郎捕物帳」の感想
顎十郎捕物帳
あごじゅうろうとりものちょう

18 永代経

18 えいたいきょう

久生十蘭

分量:約36
書き出し:角地争《かどちあらそ》い六月十五日の四ツ半(夜の十一時)ごろ、浅草|柳橋《やなぎばし》二丁目の京屋吉兵衛《きょうやきちべえ》の家から火が出、京屋を全焼して六ツ(十二時)過ぎにようやくおさまった。隣家は『大清《だいせい》』というこのごろ売りだしの大きな湯治場《とうじば》料理屋だが、この日はさいわいに風のない晩だったのと水の手が早かったのとで、塀を焼いただけで助かったが、京屋のほうは思いのほかに火のま...
更新日: 2024/03/12
鍋焼きうどんさんの感想

愈々ひょろ松の手柄話かと思いきや…。