「顎十郎捕物帳」の感想
顎十郎捕物帳
あごじゅうろうとりものちょう

20 金鳳釵

20 きんぽうさ

久生十蘭

分量:約35
書き出し:花婿《はなむこ》二十四日の亀戸天神《かめいどてんじん》様のお祭の夜からふりだした雨が、三十一日になっても降りやまない。神田佐久間町の焙烙《ほうろく》長屋のドンづまり。古井戸と長屋|雪隠《せっちん》をまむかいにひかえ、雨水が溝《どぶ》を谷川のような音をたてて流れる。風流といえば風流。火鉢でもほしいような薄ら寒い七ツさがり。火の気のない六畳で裸の脛をだきながらアコ長ととど助がぼんやり雨脚を眺めていると...
更新日: 2024/03/16
鍋焼きうどんさんの感想

国際的ななりすまし事件。ひょろ松も目の付け所は良かったが顎十郎はその上を行った。顎十郎は万屋から幾ばくかの謝礼を貰えたかな?