「奇巌城」の感想
奇巌城
きがんじょう

アルセーヌ・ルパン

アルセーヌ・ルパン

菊池寛

分量:約149
書き出し:一夜半の銃声懐中電灯の曲物レイモンドはふと聞き耳をたてた。再び聞《きこ》ゆる怪しい物音は、寝静《ねしずま》った真夜中の深い闇の静けさを破ってどこからともなく聞えてきた。しかしその物音は近いのか遠いのか分《わか》らないほどかすかであって、この広い屋敷の壁の中から響くのか、または真暗《まっくら》な庭の木立の奥から聞えてくるのか、それさえも分らない。彼女はそっと寝床から起き上《あが》って、半分開いてあっ...
更新日: 2020/11/13
19双之川喜41さんの感想

 まだらな 記憶なので 昔 読んだような気もするけど 判然としない。 ホームズが でてきて ルパンは 新婚だったりして ホームズが 殺されると ドイルに申し訳ないかなと 余計なことを 思った。

更新日: 2015/10/17
97cb4a7442c6さんの感想

他の人の奇岩城読んでもピンと来ないのに、菊池寛さんの訳はすらすら読めるんだ。ルパンも好きだが、菊池寛も凄い。怪盗ルパン伝アバンチュリエの漫画も奇岩城はすべてかいました!

更新日: 2015/09/13
9be20f740ce7さんの感想

こういうのは読んだことないんだけど、なんとなく読んでみたら、とても面白かった‼ 話に引き込まれて一気に読み進めた。最後が自分が思ったのと違っててびっくりしたけど。

更新日: 2015/06/26
80a6b5c171cbさんの感想

少年層を対象にしているため妙訳とはいかないが、菊池寛らしい分かりやすい文章。ルパンらしさもまずまず。 しかし昔の文豪は、森鴎外のアンデルセンが代表的だが、よく海外の物語を紹介している。偉いものだ。 50年ほど前に菊池寛全集を読んだが、翻訳物はなかったと思う。同時期にやはり、ルパンも読んでいたが、すごく読みづらかった堀口大学以外の訳者は不明。小学校高学年の頃だから、菊池寛のこれも読んでいたかも。 面白いと言うより懐かしい。