「味瓜畑」の感想
味瓜畑
あじうりばたけ
初出:「旭川新聞」1925(大正14)年3月26日~4月3日、5日

小熊秀雄

分量:約26
書き出し:(一)お寺の境内の踊り場で男はさんざんに踊つた、疲れてへと/\になるほどに、呼吸がぜいぜいと鳴りだすほどに手を振つたり足を振つたりした。その夜は月夜であつたので、踊りの輪をとりまく見物人もなかなか踊り見物を止して帰らうとしなかつたので、踊り子たちも調子づいて安心をして踊つてゐた。一本の枯れた松の木がぎら/″\白く光つて立つてゐて、その木にもたれかゝつた一人の若い娘さんの、夜眼にも白い細りとした首筋...
更新日: 2025/05/20
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  味瓜畑で つかまえてと いうことにはなる。盆踊りの 夜 女の子と 仲良くなる。「向こうに 見える 橋の ところに 行くまでに わたしが あなたを 好きに なれたらね」という どこかで 見たような 言葉を 言われて 男は 有頂天に なる。中途半端な 詩味は あるけど たまげるような てん末で ぶち壊しに なると想った。