「幕末維新懐古談」の感想
幕末維新懐古談
ばくまついしんかいこだん

19 上野戦争当時のことなど

19 うえのせんそうとうじのことなど

高村光雲

分量:約15
書き出し:慶応四年|辰年《たつどし》の五月十五日——私の十七の時、上野の戦争がありました。今日から考えて見ると、徳川様のあの大身代が揺ぎ出して、とうとう傾いてしまった時であった。その時、何もかも一緒にいろいろなことが湧《わ》いて来る。先ほど話した通り、四時の循環なども、ずっと変調で、天候も不順、米も不作、春早々より雨降り続き、三、四月頃もまるで梅雨《つゆ》の如く、びしょびしょと毎日の雨で、江戸の市中は到《い...
更新日: 2021/04/04
19双之川喜41さんの感想

 ドンというのが大砲の音で  パチパチ聞こえるのは 銃声と言う 。 この戦争が終結した後に  ご多分に漏れず 略奪が始まり  米俵▫ 寺の坊主の袈裟 など を 競って 持ち去ったなどは  歴史の書には  勿論 書いてない。