「危機における理論的意識」の感想
危機における理論的意識
ききにおけるりろんてきいしき
初出:「改造」1929(昭和4)年1月号

三木清

分量:約20
書き出し:思想の問題は今や思想の危機の問題として現われている。人々は到るところ、あらゆる機会において、思想の危機について語りかつ叫ぶ。しかし彼らは自己の語りつつあるもの、叫びつつあるものが何であるかを理解しない。いな、みずから理解することなく、理解しようと欲することなく、語りかつ叫ぶということがそれ自身また思想の危機のひとつの特徴である。思想の危機の叫びのうちに表現されるところのものは、理論的意識の欠乏であ...
更新日: 2020/03/31
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