「わが青春」の感想
わが青春
わがせいしゅん
初出:「読書と人生」1942(昭和17)年6月号

三木清

分量:約7
書き出し:一去年の暮、ふと思い付いて昔の詩稿を探していたら「語られざる哲学」と題するふるい原稿が見付かった。百五十枚ばかりのもので、奥書きには「一九一九年七月十七日、東京の西郊中野にて脱稿」と誌してある。あのころは九月に新学年が始まることになっていたから。ちょうど大学の二年を終えた時で、私の二十三の年である。想い起すと、その夏、休暇を利用して東京へ出た私は、相良徳三と一緒に中野に小さな家を借りて自炊生活をし...
更新日: 2018/10/01
いちにいさんの感想

京大の文科は文化史上日本の壮観 だったらしい 京大の医学部も、しかり ノーベル賞受賞の某氏も京都だ 子どもの頃から、天才なんだろうな!

更新日: 2016/06/22
芦屋のまーちゃんさんの感想

東大に行くか京大に行くか? そんな悩めるほどの天才だったら どんなにかと思う。 あの先生の所で研究がしたい、と大学を選ぶなんて今の学生にあるだろうか? 就職のために、取り敢えず、有名大学に行く、(親の立場からは)行け、というのが関の山だろう。 かく言う私もその口である。 誰もが学生時代もっと勉強しとけばと後悔する。定番である。 そして、親になり、子には勉強しろ! と常に煩く言う。自分が言われてきたように。 歴史は繰り返される。 普通の家庭では。