東海道線
二葉亭四迷
随分とあっさりしてる。
如何に 明治時代とはいえ 関西に行くのに 盛大な見送りをするのかなと 思っていたら 何のことはない 目的地は露国(ロシア)であり 神戸港から 錨をあげた。 隣席の露人がもたれ掛かるのを 日露持たれ合いなどと言う。
二葉亭四迷の旅日記東海道線は、二葉亭四迷の大阪出立して、神戸から船で大連に向かいロシアのモスクワへ赴任する道中記。大阪へ下ると言うのはやはり東京中心観か。