「妖怪研究」の感想
妖怪研究
ようかいけんきゅう
初出:「日本美術」1917(大正6)年

伊東忠太

分量:約32
書き出し:一ばけものの起源妖怪《えうくわい》の研究《けんきう》と云《い》つても、別《べつ》に專門《せんもん》に調《しら》べた譯《わけ》でもなく、又《また》さういふ專門《せんもん》があるや否《いな》やをも知《し》らぬ。兎《と》に角《かく》私《わたし》はばけものといふものは非常《ひぜう》に面白《おもしろ》いものだと思《おも》つて居《ゐ》るので、之《これ》に關《くわん》するほんの漠然《ばくぜん》たる感想《かんさう...
更新日: 2023/12/25
ハルチロさんの感想

建築史家である作者の思う「妖怪」や「化物」とは、如何なるものか?興味津々で今作品を拝読しました。愚生の考える「妖怪」の見方と本作品の作者が考える「妖怪」の見方は、大分違ったものでした。寺社の建築や仏教美術を深耕されている当該作者の見方に触れて、改めて「妖怪」、「化物」を見直してみたいと思うところです。