「大阪の可能性」の感想
大阪の可能性
おおさかのかのうせい
初出:「新生」1947(昭和22)年1月

織田作之助

分量:約19
書き出し:大阪は「だす」であり、京都は「どす」である。大阪から京都へ行く途中、山崎あたりへ来ると、急に気温が下って、ああ京都へはいったんだなと感ずるという意味の谷崎潤一郎氏の文章を、どこかで読んだことがあるが、大阪の「DAS」が京都の「DOS」と擦れ合っているのも山崎あたりであり、大阪の「DAS」という音は、山崎に近づくにつれて、次第に「A」の強さが薄れて行き、山崎あたりでは「A」と「O」との重なり合った音...
更新日: 2018/10/06
いちにいさんの感想

大阪弁ゆーても、いろいろ種類ちゅうもんがあるさかいに、一色単にしても(ろ)てはあきまへん。作之助はんは、純大阪弁を探しはるけ(ん)ど、たぶんまた法善寺辺りの、キタでは無く、ミナミをイメージしてはるんちゃいます?