「なよたけ」の感想
なよたけ
なよたけ
初出:「三田文学 四・五月号、六月号、七・八月号、九月号、十・十一月号」1946(昭和21)年5月~10月

加藤道夫

分量:約222
書き出し:『竹取物語』はこうして生れた。世の中のどんなに偉い学者達が、どんなに精密な考証を楯《たて》にこの説を一笑に付そうとしても、作者はただもう執拗《しつよう》に主張し続けるだけなのです。「いえ、竹取物語はこうして生れたのです。そしてその作者は石《いそ》ノ上《かみ》ノ文麻呂《ふみまろ》と云《い》う人です。……」人物石《いそ》ノ上《かみ》ノ綾麻呂《あやまろ》石ノ上ノ文麻呂《ふみまろ》瓜生《うりゅう》ノ衛門《...
更新日: 2016/01/16
3e50beb6f50aさんの感想

読後感のよい物語でした。加藤道夫の美しい言葉が胸に響きます。