所謂、学校をサボり街をふらつくのだが別に不良少年の話ではない。遅刻したら閉め出される厳しい中学校のようで、家に帰っても余計怒られる。仕方なくニコライ堂辺りで暇を潰す二人組。物珍しい冒険気分は最初だけで、やがてそれ程の勇気もなく退屈と不安が混じり合い、結局「学校へ行ってみないか?」となる。 私の学生の頃も所謂不登校の生徒は皆無だった。不良少年ですら学校によく来た。いや、学校しか行くところがなかったのだ。その反動か、インターネットのヴァーチャル世界に50才近くになって興味を抱いている。それが幸せか?は別として・・・
面白かった。