「朝顔日記の深雪と淀君」の感想
朝顔日記の深雪と淀君
あさがおにっきのみゆきとよどぎみ
初出:「大毎美術 第三巻第四号」1924(大正13)年4月

上村松園

分量:約5
書き出し:美人画といって画家が美人を専門に描くようになったのは日本では浮世絵以後のことだろうと思われますが、浮世絵画家のうちで私は春信と長春が好きです。近頃、しきりに若い人達に流行《はや》っている女の絵に対してはどうもわたしには賛成の出来かねる節が沢山あります。女の画を描くといえば必ず美人を描かねばならないとも思いませぬが、すでに芸術であり美術である以上、作られた作品がただ単に醜悪不快の念を観る人に与えるば...
更新日: 2019/10/30
19双之川喜41さんの感想

 既に評価の定まった  昔の人物像について  好き嫌いを表明するのは比較的簡単なことと思われる。 社会現象となっている 当時の 流行の髪型や化粧法については 人によって 評価が 別れるのも  また仕方のないことであろう。 そこで 芸術家の  審美眼が試されると感じた。

更新日: 2017/11/08
c6bb9347aef3さんの感想

保守おばさん。

更新日: 2017/10/25
5772cf87d9f1さんの感想

女性の在り方についての見方は、時代の流れが関係するように見えて、変わらないことに気づかされました。

更新日: 2016/11/29
bdd53005a915さんの感想

知能を持たない自動人形は何を思考するのだろうか。

更新日: 2016/11/10
372bd7912a6bさんの感想

筆者の女性の美に対するこだわりは、つまりはその人にあった美があるはずということである。それは乞食であろうとも必ずあり、それを見つけて描き出すのが芸術だとも思うし、また市居の人々も、流行った化粧を皆が皆しても意味がなく、その人にあった化粧こそ美しいのであって、というような主張がなされている。ここまで外見のことばかり言っているが、最後に理想の女性として架空の人物を持ち出したりしているから、たんに外面のことを言いたいのではなくて、その女性がその女性らしい美しさを表せる世の中こそ筆者の望んでいるものと言うことなのだろう。 全体的に、上品な口振りなのにわりと毒を吐くという人柄が出る面白い文章。

更新日: 2015/07/26
nanchanさんの感想

人にはそれぞれ見方があるものだと思います。女性に対してですが。美人に対しても自ずと好みが出ます。ひたすらその作家は自分の好みを述べてるだけ。面白くもなんともない。なんの哲学もない。バカげてます。